水路整備を行いつつ、ホタルの成育環境の保全が望まれていました。ホタルの育成過程(幼虫、上陸、羽化、飛翔、産卵)に沿って、一般的な排水フリュームに工夫を行いました。数年後にはホタルに適した生息環境となるように配慮しました。
- 土砂の堆積場を設けるために、一定間隔ごとに深みを形成します(深さ10cm)。
- 底版開口を設け、湧水の引き込みおよび土砂堆積部を点在させます。
- 側壁にはコケが繁茂しやすいシートを貼付けます。
■工事場所 福井県鯖江市
■製品・工法 ホタル水路 排水フリューム H600×B500×L2000(底版開口付、シート貼付けタイプ)
■施工時期 平成22年10月