この双翼型魚道は、越流部の独自の切り欠き形状やうろ(空洞)が特徴で、小魚でも遡上しやすい水田魚道です。軽量なFRP製であるため、人力施工で簡単に設置できます。休耕田の時など魚道が不要な時期には取外しも可能です。
排水路と水田をつなぐことで、魚類の産卵・稚魚の育成を行い、改修前のほ場に生態していた魚を保全していくことができます。また、魚を餌とする鳥類の保全にもつながり、生態系ネットワークが維持につながります。
■工事場所 福井県福井市
■製品・工法 FRP製双翼型魚道
■施工時期 平成23年4月