動く土留による開削函渠埋設工法 OSJ工法

道路縦断方向に埋設される幹線排水路の工事で、通行量のある県道で通行止めにできないため、施工幅が小さく迅速復旧可能な工法が求められました。また、下流部は幅員が狭い宅地内道路下に埋設される計画であったため、矢板工法が困難で、住民生活への影響を最小限にする工法が望まれていました。以下を特徴とするOSJ工法が採用されました。

  • 施工幅が小さく、立坑が不要(自降、自昇)
  • 掘削と埋戻しを連続して行うため、周辺地盤への影響が少なく、迅速な交通解放が可能
  • 作業区間が短く、振動騒音も小さいことから、住民生活への影響が少ない。

■工事場所     福井県越前市
■製品・工法    BOXカルバート B2000×H2000、B1500×H2000 OSJ工法 ARIC
■施工時期     平成24年12月

深型雨水貯留槽で、敷地を有効活用

水路のリフォーム 表面被覆工法 ASモルタル工法

関連記事

  1. 「ASフォーム」で住宅街を流れる河川もつるつるリ…

    情報シリーズ vol.41 農業農村整備民間技術情報データベース登録「A…

  2. バリアフリー化への近道「ラクシス」

    情報シリーズ vol. 76既存の中層住宅・施設を誰もが…

  3. 狭い現場に対応 「鋼製水槽」

    本件は、農村生活環境整備(防災安全施設整備)の一環として、防火水槽の設置が新…

  4. 住宅街の景観に配慮!化粧L型水路

    パイプラインの整備にあたり、既存水路の幅を狭くする工事です。水路の片側に狭…

  5. トンネル坑口の安全性を確保 無散水融雪パネル

    山間部のトンネル坑口は、散水の凍結、坑内への雪の吹き込み、車両による雪の持ち…

  6. フェンス対応の逆L型擁壁で敷地有効活用

    境界沿いに擁壁が必要な造成で、谷側が計画地となる場合、積ブロックや 通常の擁…

  7. 道路ぎわの【収まり】を「Gベース」が解決

    情報シリーズ vol.62防護柵基礎ブロック『Gベース』はC種からSC種…

  8. 現場打ちはどこへ消えた?「脱」現場打ちへの道

    情報シリーズ vol. 79急斜面でもお構いなし!段々ボックスカルバート…

カテゴリー

ピックアップ

PAGE TOP