コウノトリをご存知ですか。
コウノトリの成鳥は鳴くことはできず、クチバシをカタカタとならす「クラッタリング」でコミュニケーションをとります。とても上品で、昔話「ツルの恩返し」の機織りの音は、コウノトリではないかという説もあります。
(写真提供:越前市)
越前市(福井県)では、「コウノトリが舞う里づくり」をテーマに活動されています。
コウノトリは、里地里山の生態系の頂点に立つ肉食の鳥類で、1日約500g (飼育下)の餌が必要です。そのコウノトリがすめる環境づくりを目指すことは、わたしたち人間が自然の恵みを生かし健康で豊かに暮らす里を取り戻すことでもあるとの思いがあります。
幼鳥(左からゆうきくん、げんきくん、ゆめちゃん)
(2015年2月撮影 写真提供:越前市)
2015年10月3日、昨年施設で生まれたげんきくん、ゆめちゃんが放鳥されました。
詳しくは、福井新聞の facebook ご覧ください。
https://www.facebook.com/mirai.tsunagu.fukui
(写真提供:越前市)
放鳥後下中津原町に飛来したゆめちゃん
(2015年10月5日撮影 写真提供:越前市)
水田魚道
水田魚道は、かつてのように水田にドジョウや小魚を呼び戻す試みです。
魚は、魚道を登れるでしょうか。
小魚の遡上が確認できました。
わたしたちは、コウノトリのいる田園がよみがえることを夢見ています。
上記の写真は兵庫県立コウノトリの郷公園です。
将来のイメージです。
わたしたちの工場のひとつ(武生工場)は、越前市にあります。